今日はおすすめのVSCode拡張機能Insert Numbersの紹介です。
できること
機能としては単純明快なのですが、連番の生成です。
VSCodeのマルチカーソル機能でカーソルが複数ある状態でInsert Numbersを使うことで、カーソルの位置に連番が挿入されます。
使い方
まずは連番を入れたい場所にマルチカーソルを準備します。
こちらはCmd + option + ↓で1行目から10行目までマルチカーソルを準備した状態です。
Cmd + option + n を押すと画面上部にInsert Numbersのメニューが表示されます。
メニューに生成する連番のフォーマットを入力します。
エンターを押すと連番が生成されます。
連番のフォーマット
%{前埋めする文字}{桁数}d:{開始値}:{増える値}
使い方の説明では %08d:1:1 としました。
これは「0埋め8桁で、1から始めて1ずつ増える連番」を生成するフォーマットを指定しています。
生成する連番の桁数を固定して前埋めする必要がなければ%dだけで大丈夫です。
また、桁固定にする場合の埋め文字は0にすることが多いかと思いますが、いちおう0以外も指定できます。
ぱっと見てわかりづらいフォーマットとしてもう一つ例示したいと思います。
%012d:11202:10000
これは「0埋め12桁で、11202から始まって10000ずつ増える連番」を生成します。
実行後の画面は以下です。
前提の条件がないとなんじゃこりゃ?な連番ですね。
使い所としては、12桁のコード値で先頭8桁が連番で、下4桁は日付の12月2日を表すので同じ日付のデータなら1202で固定になる。。。みたいなテストデータ用の連番を作りたいときに使えるかと思います。
このInsert Numbersは、マルチカーソルを使いこなせるほどに力を発揮する拡張機能なので、Cmd + dで同じ単語をマルチ選択する機能と組み合わせると便利な場面もあるかと思います。
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